2015年11月25日水曜日

20代の課題


豊かさとは何か?
ずっと日本に生きてきて
その疑問が頭から離れたことはありません

20代の頃から
街で行き交う
休みなく必死で働く人々を眺め
TVなどで成功者と謳われる人々を観察してきました
私は人生で何を目指すべきかと
そのヒントを探してきました

せっかく生きているんだ
同じ生きるなら情熱を燃やせる生き方がしたい
退屈な人生は嫌だ
充実した人生の生き方を探す
そんな若き20代でした
いくら社会を眺めても
日本の社会になんともいえない違和感を
拭いきることはできませんでした

「頑張れ頑張れ」と私に訴えかけて来る大人たちが
あまり幸せそうに見えなかったのです
幸せそうに見えない人から
いくら頑張れと言われても
「何のために頑張らなくてはいけないの?」
という単純な疑問がどうしても湧いてくるのでした

「みんな頑張ってるじゃないか!!
だからお前も頑張れ」と言われても
そんなことで充実した人生は手に入るのか?
何をがんばるの?
だって早朝から定満員電車に揺られて頑張っている人々に
頑張った甲斐があり
情熱的に仕事に向き合い
充実した顔をしているような人
いないじゃないか〜って

それは すごく私にとっては純粋な疑問でしたし
正直な思いでした

でもその頃は私も若く
何もやる前から一歩も踏み出さない前から
そんなことを思い巡らして
ああでもないだろ〜
こうでもないだろう〜って
頭ばかり大きくしていた頃でしたので
自分の思いを訴えても
誰も聞いてくれないし
「じゃあ〜何かやってから言えよ」って
返ってくると
それに応える術はありませんでした

ただ流されて生きるのが嫌で
自分の足で歩いている実感が欲しくて
この仕立て屋という道を選び
技術を勉強して
多くのお客様に向き合う中で
いろんなことを肌で感じ
無い頭を使いながらやってきました

20年間という時間を費やし
ようやくなんとなく飯が食えるようになって
一般的に成功者と言われる人がやるような
高級車を買ってみたり
高級料亭で食事をしてみたり
高価なスーツに身をまとったり
高級住宅地に住んでみたり
いろいろと試してきました

でも、、、

頭だけ大きかったあの頃から
20年たった今
改めて思うのです
私は未だこの日本で
充実した生き方を見つけれずにいると

イタリアで月収20万円未満の人々が
純粋な笑顔で楽しそ〜に話しながら生きている姿を
15年間イタリアと通う中で見てきました

彼らのように笑いたい
彼らのように昨日でもなく明日でもなく
心の底から今日を味わって生きてみたい

頭だけ大きくしていた若き頃に比べると
少しだけいろんな経験を積んできました
しかし私の目の前に置かれている課題は
未だ未解決です
20年前とそれほど変わらない姿で。。。



2015年11月24日火曜日

今を生きる


忙しさの中に埋没していく1日という単位
「今」を味わうゆとりもなく
忙殺の中に吸い込まれるように消えていく人生の時間
まだまだ人生長いと思っていても
着実にカウントダウンは続いている

これではいけないはず
と心では分かっていても
止められない歩み

東京で歩みゆく人々をランチ時にビルの上から眺める
大勢の人々が行き交うが
だれも互いに目を合わせる人はいない
それぞれがぞれぞれの人生を
互いに干渉せずに生きる
それが都会
先進国では当たり前の姿
しかし少しアングルを変えれば
凄い違和感のある姿なんだろうな〜

日本で「今を生きる」って難しい
だってだれもそんな人いない
みんな過去か未来を生きている人ばかり
私もそう
明日や明後日のスケジュール
もっといえば来週のスケジュールを気にしながら
焦燥感一杯に今を浪費する日々

だから急に時間が出来ても
何をしたらいいかわからなくなる
スケジュールがなければ何もできない
ただぼ〜っとしていることすら
何やら罪悪感さえ生まれてきて
何かを始めたくなる
これって一種の都会病
日本病
そんな風に思う

輝くようなインスピレーションで
美しい物を作り上げて
喜びいっぱいの
仕立て屋になる為には
心のゆとりと豊かさが必要
早くフィレンツェに帰って
心をしっかりと洗浄して
再び栄養満点の心に戻りたい
自分の為にも
そして自分を囲んでくれる
周りの人たちの為にも。。。

2015年11月14日土曜日

夏のインスピレーション


イタリアからの帰国後
やっと1日だけ一息つける日がやってきました。
2ヶ月も夏のバカンスを取っていたら当たり前だよ〜って言われそうですが
忙しくなってくれての有難さはもちろん感じています。

この夏のイタリアでのバカンスでもらったインスピレーションは大変大きく、私の仕事や人生に大きな影響を与えてくれました。
クリエイティブという部分にもインスピレーションが!!

インスピレーションを言葉で表現するのは大変難しいことなのですが、
あえて言葉にすると、
「ありのままのすべてを受け入れる」
「過去や未来を生きないで今を生きる」
「愛」「ゆとりの空白の重要性」
「ニュートラル」「こだわりをなくす」
「こうしなくてはならない、こうあるべきという事は本来は何も無い」
「ピュアな心」「ピュアな食材を食すのもいい」
「リラックス」
こうした事で自分自身が浮き上がってくる。

そんなインスピレーションを受け
今までとはまた違ったイメージを持ちながら
仕立て屋の仕事にも向き合っています。
求めて得れるものではないので
大変貴重な経験です。
今日も今を感じながら生きたいと思います。✨✨