2010年12月26日日曜日

第一回、濱田洋服店関東感謝祭

ホテルオリエンタルエドモントにて、
関東にて初めての濱田洋服店・お客様感謝祭を開催させて頂きました。
当初100人を超えるご参加を予定しておりましたが、
この度は、初めてのパーティー開催ということで、
主催者として慣れる為に、
20人程の人数でやらせて頂きました。
素晴らしいパーティーでした。
高木弾様によるバイオリンも素晴らしく、
洞爺湖サミットの厨房スタッフによる料理も素晴らしかったです。

この度のパーティー開催に向けて
ご協力頂きました関係者様一同に心から感謝申し上げます。

夢のようなひと時でした。
来年も開催できますように、
また階段を一段ずつ丁寧に上がって参ります。


感謝。

≪ENZO≫

2010年12月16日木曜日

順調な納品


年を明けると1月末までイタリア出張。
よって毎年師走は日々納品に追われます。
タイトなスケジュールの中、
細部までの精密な仕上がり確認が必要です。

今日も一着、課題多き納品を終えました。
初めて担当させて頂いた社長様で
胸が鍛え上がっていて姿勢が極端に良い特徴的な体型。
ハンドメイドでのご注文でしたので、
ミシン縫いのレベルからは遠くかけ離れた完成度を要求されます。
ただのスーツという枠を超えて、
彫刻的な作り方、考え方を持って作れるのが
イタリア式のハンドメイド技術です。
13年やってきて、ようやく基礎が分かってきて
自分なりの思いを形にしていく段階が来ているように感じています。

2度の仮縫いにお付き合い頂き、
納品まで3カ月以上を頂きました。
なんとか自分の中での合格点に達しました。
強烈なオーラとまではいきませんが、
他とは違う存在感がでていたと胸をなでおろしています。

次回2着目のご注文を頂く光栄に預かった時には、
1着目を納品することで見えた、
さらに細部に渡っての完璧な仕上がりに対しての課題点も
克服し、さらなる高みへと育てて行きたいと思っています。

一着目より2着目、2着目より3着目が、
より完璧な仕上がりにならなくてはなりません。
そして3着目に、最高点に近い所へ行ける職人を目指すべきだと
イタリアでは聞きます。

最高点に近い場所とは、どんなところか。
一番高い山だと思って登っていた山でも、
頂上付近に行けば、もっと高い山があることを知る。
そんな繰り返しの13年。

また、来年新しい山を見つける気配を感じています。
いつまでも続く道。

できることなら、楽しんで登って行きたい。。。

2010年12月15日水曜日

胸ときめく一通のメール


イタリアから私宛に今日、一通のメールが来た。
短いメールではあったが、
私の鼓動は大きく、そして速くなった。
頭の中に血が流れていくのをはっきりと感じるくらいに。

メールの中身は単純だった。

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親愛なるMasayukiへ

君は洋服に情熱を持っていると思う。
artisans Milanのプログラムに私のインタビューが載っている
私が着ているのは私が作ったものだ。

 Daniele Arcaio

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この短い一通のメールの意味は、私には重い。

皆様はダニエルの事は御存じないと思いますが、
私にとってダニエル・アルカイオとのつながりは
胸ときめくものなのです。

フィレンツェでの展示会[PITTI IMMAGENE UOMO]で、
振り返りざまぶつかった人。
その人が羽織るスーツの美しさに目を奪われ、
いてもたってもいられず、声をかけた人。
それがダニエルでした。

ダニエルは、モンテナポレオーネ通り8番地にアトリエを持つ、
世界も注目するミラノの超一流仕立て職人。
私には雲の上の存在。

来年の1月、
私は再びPITTIに行きます。
かならずダニエルに会って、
このメールの続きの物語を紡いで来ます。

今まで私はこうやって道を切り開いて行きました。
半分は「念」の力と言ってもいいかもしれません。
なんとなくですが、ちょっとした自信があるのです。
最低限必要な準備をし、強く願えば夢が叶ってきました。
必ず今回も奇跡を起こして参ります。
奇跡は起こるものではなく、起こすもの。

皆さまに喜んで頂ける為にも、
そして自分の為にも、
彼とのご縁を手繰って参りたいと思っています。
お客様に感動して頂く為には、まず自分が感動すること。
そう信じています。
彼とのご縁は、それだけで私の感動なのです。

2010年12月10日金曜日

国会ギャラリーOPEN!!


私は仕立て屋以外にも、いろんな活動をしています。
中でも今年、水面下で準備をしていた活動は、

題して「国会ギャラリー」企画!!

美術系ベンチャー企業「モーフィング」の加藤社長と連携して、
全国の美大生の優秀な絵を、
衆議院+参議院の議員会館内、
議員事務室に飾っていくというもの。

私の元ボスであります現国土交通大臣政務官の市村浩一郎代議士の事務所を皮切りに
永田町に素敵な絵を飾って参ります。
今後、党派を超えて、各議員の先生方に展示をお願いして参ります。
すでに10人を超える党派を超えた議員の先生方にご許可を頂き、
今後順番に回って参ります。

今年7月に新しくなったばかりの議員会館。
議員会館は、私もご縁合ってよく伺う場所です。
議員室は、どこもかしこも地味な部屋が多いのが、
ずっと気になっていました。
そこへ今回、絵を飾ったわけです!!
絵を数点かけるだけで、
こんなにも部屋のイメージが変わるものかと
改めてこの企画の威力を強く実感致しました!!

国会議員の事務所は、
日々あらゆる職種の方々が出入りします。
社会的に影響力のある方々も少なくありません。

私たちの暮らしの環境整備。
美しい物に囲まれながら過ごす日々と、
そうでない日々には、きっと大きな違いがあると信じています。

日本の未来を舵とる議員の先生方が
こういった素敵な絵に囲まれて仕事をしてくださる。
その意味は小さくないというのが私の「感」なのです。

今後も「感」を頼りに、意味ある事を探していきたいと思います。

2010年12月6日月曜日

神戸を代表する老舗靴店のウィンドーを飾る



神戸元町高架下の老舗高級靴店「クインクラシコ」のウィンドーに、
濱田洋服店のジャケットが飾られました。
あのサントーニ創業者や、ステファノ・ブランキーニも、
日本に来日した際には、この店のオーナーを訪れるという神戸の名店です。
そんな店の2010年最後を飾るウィンドーとして私のジャケットが飾られました。
大変光栄なことと、身の引き締まる思いです。
もっと頑張ります。

2010年11月30日火曜日

生活リズムの中に可能性を

こんなに忙しくては感動できない。
私はお客様に感動して頂くには、
まず私が感動する事だと思っています。
しかし、ここ最近感動する暇がありません。
それでも、なんとかしなくてはいけません。
諦めたら、そこで終わってしまいます。



ちゃんとスケジュールの波を読んで、
自分の体と生活のリズムの中に
可能性を見つけていくべきです。


今宵もまだ数時間は仕事です。
来春に浦和限定で行う企画、
「98000円20着限定スーツ」の型紙を、
新しい工場と段取りのすり合わせをするための考察です。


少しでも意味ある仕事をするために、
お客様にもっともっと喜んで頂くために、
自分の出来ることを最大限探して、そして考えて、
着実に実行して行こうと思っています。


皆さまからの暖かい応援と期待が
今の私を支えています。


感謝。

2010年11月24日水曜日

多忙な日々。


緊張感のある仕事が続きます。
お客様からのご期待の大きさはもちろんのこと、
この時期は、さらに期日に迫れます。
ここ数日が勝負です。
なぜなら、年内に縫いあがるかどうかは、
この数日で職人さんに正確に私のイメージどおりのものを
裁断して、また指示書を書いて渡せるか?
が勝負なのです。

睡眠時間を削っての、さまざまな作業。
本当に1日2・3時間の睡眠しかとれません。
少~し頭がボ~としてきた時、
以外にイメージが定まって、
仕事がはかどっちゃったり、
しかし、そのはかどった仕事に不安を自分自身が抱き、
結局なんども身返す為、返って時間を食ってしまったりと、
なんとも、大変。
こうして、深夜にBLOGを更新するのも、
煮詰まった心を癒す軽い気分転換です。
でもこの忙しさの向こう側に、
お客様の喜んで下さる声があり、
さらに、その向こうに1月の長期イタリア出張&バカンスが
控えていると思うと、頑張ろう!!という気にもなります。
来年1月のイタリア出張には妻も連れて行きます。
東京出張や海外出張で多く家を空ける私の妻をやり遂げるという
2010年の御苦労をイタリアで癒してもらいたいと思っています

もうすぐ12月。
さまざまな種類のパーティーへのお誘いをしかたなくお断りしながら、
納品と仮縫いに明け暮れるスケジュールです。
12月28日までぎっしりです。

今年も、気がつけば、
たった一度の営業をすることなく、
ご予約だけを追いかけて終わっていく日々でした。
さらに、来年の御予約がすでに数十着。

私を支えてくださる多くのお客様に心から感謝致します。
来年は、さらに一歩、そして一歩と、
着実に技術の向上、感性の向上を皆さまにお約束して、
気を引き締めて新年を迎えたいと思っています。

2010年11月21日日曜日

ん~~なかなか絵が描けない。


忙しい忙しいという口癖が、自分の脳に自己暗示にかけて、
ますます脳が回らなくなります。
いい雰囲気の絵を描きながら人生を歩きたいと常に思っていますが、
なかなか上手くいかない時もあるものです。
そんな時は、絵が描けない~~!!って
叫びながら歩くようにしたい。
変に我慢して歩くのはストレスがたまります。
今日ご紹介する写真は、そんな私を癒してくれるものです。
私がイタリアでネクタイをオリジナルで作ってもらっている
職人(スタンジャンニ)さんの工房。
自転車の向こう側の黒い扉を開けば工房です。
素晴らしいネクタイ職人でフィレンツェで3代目の老舗。
しかし、こんな所で芸術的なネクタイが作られているのです。
これがイタリア!!
こんな素朴なところが私は大好きです。
必要なものだけが、必要なだけ揃っている工房。
理想ですよね。
何か理想的姿なのか?
この扉を見れば考えさせられます。
力を抜くところは抜いて、入れるべき所に入れる。
そうありたいですね。

2010年11月17日水曜日

巨大商社勤務のような生活。。。




私は、複数の異なった案件が重なるのが苦手です。
とはいえ、昨今そんな私の性質の上に、多くの異なった案件が重なりに重なる。
自業自得という要素も無くはない。
なぜなら、私自身が提案するケースが少なくないからだ。
提案が私の口から飛び出すやいなや、
そのままUターンして、私の案件にプラスされてしまうのだ。

自分で自分の首を締めながら、
若干現在盲目気味に走っている。
数日前、フィレンツェでイタリア人達と楽しく飲んだはず。。。
あれは、夢か幻だったのか??
今日、これから新幹線で関西に戻り、
複数の納品を終え、
明後日、新幹線で関東に戻ってくる。

この一週間の移動距離はかなりのもので。
関東⇒フィレンツェ⇒関東⇒関西⇒関東。
私は、お気楽な個人事業主のはずなのだが、
いつの間にか、どこぞの巨大商社に間違って勤めているのか???
ズボンのポケットなど、IDカードを探してはみるが、
今の所、それらしいものは見つかっていない。。。

2010年11月15日月曜日

ベッキオ宮殿でのセレモニーに参加。

短期フィレンツェ出張から無事帰国しました。
今回は仕立て屋としての仕事ではなく、
「日本映画祭 in Firenze」という
日本政府とトスカーナ政府が連携して行うイベントへの出席のためでした。

写真は、そのオープニングセレモニーが行われた場所、
そこはベッキオ宮殿!!
かのフィレンツェの大パトロンであるメディチ家が、
ピッティー宮へ移るまでの間、ここに居住していたといいます。
映画「ハンニバル」の有名なシーンで使われた事でも
記憶に新しい方も。
「500人大広間」と言われる宮殿内の一番大きな部屋に、
赤絨毯を敷き詰め行われたセレモニーは、
なんと浮世離れした荘厳な式典でした。

合計4日間行われた映画祭。
その中、2日間の滞在でしたが、
一定の収穫と来年への課題が一杯です。

「日本」という旗を掲げての文化交流。
日本人として美しい足跡が残せるように、
皆で協力しあい、思いを高めて行きたいものです。
今後もこつこつと育って行けば。と心から願っています。
今年で2年目、素晴らしい一歩でしたが、
この一歩が来年の3歩目に対する素晴らしき布石になるように、
これからの歩みが大切だと思います。

短い出張ではありましたが、
いろんな事を考えさせられる出張でございました。
貴重な経験となりましたこと、
トスカーナ政府の皆さま、
そして日本政府(内閣官房)の皆さま、
ならびに関係者の皆さまに心から感謝申し上げます。

2010年11月9日火曜日

本日から短期でフィレンツェ出張!!




本日14時~フィレンツェに飛び立ちます。
週末13日の午前10時まで、「携帯+メール」を確認することができません。
私の携帯はSOFT BANKですので、正確には、携帯つながるのですが、
料金高いですからね。
どうかお気を付け下さい。

フィレンツェと日本の時差は、マイナス8時間です。
滞在日程の天候は、あいにくの雨模様予報です。
最高気温15度最低気温4度(寒そう~~~)
絶対カシミアコート持って行こう!!

今回の出張の目的は、
「トスカーナ政府+フィレンツェ市+日本政府(内閣官房)」のイベント。
日本映画祭 IN FIRENZEのお手伝いです。

フィレンツェの中心地を交通規制して、
100人~200人のイタリア人が着物を着て街を練り歩きます。
ミケランジェロやガリレオ、マキャベッリやロッシーニといった有名なイタリア人の墓があることでも有名な、イタリア屈指の美しい教会。
サンタクローチェ教会内部に大きなスクリーンを設置。
日本映画が紹介されます。
和物のアーティストの演技や、日本酒も紹介され、
盛大なイベントとなります。
フィレンツェでの日本映画祭は今年で2回目。
パナソニック、ヤクルト、HISといった大企業スポンサー様も付き、
イベントも充実してきました。

さあ、イタリアと日本のかけ橋になるべく、
がんばってサポートしてきます!!
ついでに、ちょいと時間があれば
濱田洋服店の仕入れもやってこようと思っていますが、
時間あるかな~???

それでは皆さま、飛行機が落ちないようにお祈りしていてくださいね。
行ってきま~す!!

2010年11月2日火曜日

根本的な問いと向き合う


急遽、来週11月9日~11月13日まで、フィレンツェへ出張しなくてはならなくなった。
来年1月の長期イタリア出張に向けての良い下見ともなればと思っています。
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「価値」とはいったい何なのでしょう。
中国が国内事情に大きな問題を抱えながらも、

拡大の一途をたどっています。
中国国民の格差は大きく広がり、
中国の富裕層は、日本の金持ちとは比較にならない。
現在、日本が生みだした最先端の医療技術は、
どんどん中国人の富裕層の為に使われていると聞く。

今後、日本の経済の衰退が続くと、
医療を始め、教育や科学などの基礎研究、
最先端技術などの予算はしかたなく削られていく。
、日本が世界の中で戦う武器は無くなる。

経済が衰退することで、
今までのような水準の医療が受けられなくなり、
日本人の寿命が短くなるかもしれない。
寿命もお金で買う時代である。という。

では、大金をはたいて買う寿命に、
どれだけの価値があるのか?

人生にどれだけの価値を見出せるか?
そういう根本的な問いから始めないと、
日本の抱える抜本的な病からは、
いつまでたっても抜け出せないと思います。

教育+哲学。
これがキーワードであると思っています。

2010年11月1日月曜日

俯瞰で世界を見れるように


今の時代、もっとも大切なことは
視野を広げることだと思っています。
いかに地域を、社会を、世界を、思想や考え方を、
俯瞰でとらえることができるかが鍵だと思います。

時代のスピードが速くなれば速くなるほど、
車の速度と同じで、視野が狭くなり精神を酷使します。
わずかな小石を踏んだだけで、致命傷となるわけです。
今も昔も、勝ち残ってきた人々は
インテリジェンスを早くつかんだ人です。
極めて不安定な状態であるにも関わらず
驚異の成長を続ける中国。
そしてインド、さらにアフリカなどが
これからの世界地図をどんどん変えるでしょう。
極東の島国であっても、
世界の主要な国がくしゃみをしたら
ほんの数日から週週間で、まったく社会の常識が変わる。
そんな時代です。
幅広い知識を収集し、幅広い考え方を知ることで、
ちょっとしたことで慌てることなく、
大局の中から大切なものを見出していけるのだと思います。

2010年10月28日木曜日

「ゆとり」の大切さ



皆さまリアルに想像してみてください。
「貴方の会社から許しが出ました。明日から半年間、写真の場所で暮らして頭と体を休めてきなさい。」
さて、貴方の人生にどれだけの変化が現れるでしょうか?
写真の場所はイタリアのトスカーナ州「シエナ」。
中世のたたずまいがそのまま残された街。
貴方はここで、何を思い、何を感じ、何をしるでしょう。

日々の生活に忙殺され、
忙しさの中に何を埋没させて生きているのか振り向く暇もない。
常に走りながらの典型的な日本人の生活。
私は、決してそれではいけないと思うのです。
人は心のゆとりのなかに大切なものを見つけ、
味わうことができると信じています。

「忙しい」という字は、本当に上手く出来ていると思います。
「心を亡くす」と書きます。
仕方なし、と諦めていてはいつまでたっても手に入らないものが沢山あります。
イタリア人達は、バカンスこそ人生のすべてだと言います。
バカンスなしの人生なんてありえない。
バカンスなしの人生なら死んでいるのも同じ。
とまで言います。
では、彼らはバカンスで何をしているのでしょうか。
彼らは言います。
「バカンスとは避暑地に行って、何もしないことをするのだ」と。
私たち日本人には、その意味すら想像しにくいですよね。
「何もしないことをする」
忙しさに慣れてしまっている私たち日本人には、
彼らと同じバカンスを経験することで、
「何もしない」ということの困難さを知るでしょう。
ただ、海岸線でパラソルの下、横になり続ける一カ月半。
特別毎日変化があるわけでもなく、景色が変わるわけでもありません。

最初の1日2日は、気持ちよく、その解放感に心湧きますが、
その後、1週間、そして2週間に入ると、
仕事がしたくてしたくて仕方なくなったり、
いろんな事が気になりだして、
パソコン開けて、携帯眺めて。。。
そうなんです。
私たちがあこがれる彼らのバカンスは、
日本人が急に始められ、さらに楽しめるような、
生半可なものではないのです。

これがまさにカルチャーショックというものでしょう。
私たち日本人の生活に「文化」と誇れる豊かな時間が
どれだけ含まれているでしょうか。

不景気という波を言い訳にして、
仕方なしと諦めているうちに、
人生は終わってしまう。
そんな気がしてなりません。

より大切な時間を手に入れる為に、
ちゃんと仕事と向き合い、
プライベートと向き合い、
友と、家族と、そして自分自身と向き合っていきたい。

2010年10月27日水曜日

地獄のラーメンめぐり



ある素敵な夜に、横浜のラーメン店を男三人で2件はしご。。。

しかし、一件目のみそチャーシューの

チャーシューが大きすぎて、

さらにこってりしすぎて、

完全にノックアウト!!


2件目のタンタン麺の時には、

注文後、ラーメンが出てくる前から

「あ~~~お腹いっぱいいや~~~」

という、セリフが出てきてしまう始末。


それでも、全員坦々麺を完食してしまうという

おそろしき坦々麺!!


私たちのラーメンツアーは続きます。

2010年10月15日金曜日

「医龍」朝田龍太郎に憧れそして学ぶ


なかなか寒くなってくれませんね。

過ごしやすい気候ですが、

仕立て屋としては、

暑すぎる夏、

なかなか寒くならない冬は最悪です。


今年はカシミアのジャケットをお勧めしたかったのですが、

こんなに暖かい日が続くと、

なんだかそんな気分にならないです。涙。。。


今まで1000件近い型紙作成を行ってきましたが、

また新しい骨格と出会いました。

今日はその骨格と格闘する夜になります。


立体を平面に、そしてその平面から立体を想像しながら

目をつぶって補正を考えます。

この仕事はただ単に骨格に生地を添えるだけではだめ。

最終的に、全体として美しいラインにならなくてはいけません。


今日から「医龍3」が始まりましたね。

私、この番組の大ファンなんです。


朝田龍太郎の手術手腕のように、

私の型紙加工術も天才と言われるようになりたい。

そう思いながら見ています。


私はもちろん天才ではないので、

腕の上達には、目の前の一着から

どれだけ深く学べるかだと思っています。


今日もそんな大切な一着と向き合います。

2010年10月13日水曜日

10月の関東出張




関東出張中です。

多くのご注文を頂き充実した毎日を送らせて頂いてます。


自分の技術をさらに向上させる為にも、

一着一着を丁寧に作ろうと

日々机に向かっています。


いろんな体型や骨格に合わせて、

型紙を加工する過程は、

この仕事を13年続ける今でも

初めての補正方法をとることもあります。


同じ部分の加工でも、

何通りもの補正方法があります。

昔習った補正書や、

名人テーラーと言われた人たちの

昔の書物などで調べながら、

補正のヒントをもらうのです。


そして最終的に自分の理想とする形へと向かいます。


今年もあと2カ月半。

一日一日を大切にしたいと思います。

2010年10月1日金曜日

心の環境整備



1カ月に渡る関東出張を終え、

関西に戻ったのは束の間、

来月になると再びすぐに関東へ出発しなくてはなりません。

お陰さまで仕事を沢山頂戴し、

ずっと仕事詰めの日々が続いています。


そんな風に書くと儲かっているように聞こえるかもしれませんが、

そんなに甘い世界ではないのが仕立て屋の世界です。

しかし好きでやっている仕事です。

愚痴はでません。それがこの仕事の良いところ。


この仕事で重要なのは、

技術はもちろんですが、

その次に来るのは、

感性を使ってじっくり集中して制作に取り組める環境です。

そういった自らの環境を整えることも、

この仕事をする上で大変重要な要素です。


ついつい忙しくなると、

ゆとりが失われます。

しかし、精神的にゆとりがなくてはいい仕事はできません。


今日は、最近精神的に疲れ気味の環境を癒そうと、

TV録画を貯めている

NHK「イタリア語講座」を見ています。


イタリア人達が大自然の中で、トマトを採取し、

自分の畑で作られたオリーブオイルに、自家製のワイン。

さらに地元の特産であるチーズやハムで夕食を調理していました。

1870年代に建てられた家を改築した家で。


人間の生活として、大変シンプルで、

何の不思議もない彼らの生活風景に、

心から憧れを抱きます。

さあ彼らの住むイタリアへ出張へ行く来年の1月まで、

いろんな工夫を凝らして

楽しんで乗り切っていきたいと思います。


一着一着、良い作品になるように

技術を高めながら。。。



2010年9月23日木曜日

夢のかたち






夢が夢で終わっていいと思う人

夢が現実になってほしい人

夢を持たない人

夢を持てない人



人によってみんな色も形も違って当たり前



私の夢の形は 現実になってほしい夢

でも現実にすると決めた夢は

すでに夢とはいわないかもしれませんね



「まず ライフスタイルとしては 一年間の三分の一をイタリアで過ごす」


「仕事は 私に期待してくれるお客さんの服を自分でも惚れ惚れする技術と感性で作りたい」


「家族での密度の濃い 豊かな時間を重ねたい」



やれることからどんどん現実にしていきたいと思っています

人生あっという間に終わってしまうでしょうから

2010年9月21日火曜日

雑誌[ku:nel]の今月号に注目!!




[ku:nel]という雑誌、2010年11月1日号

私が銀座で定期的に展示会を行わせてもらっている場所でもある、

銀座の老舗ボタン屋さん「ミタケボタン店」が、

6ページに渡る特集と表紙を飾りました。


ボタンひとつでここまで語れるというのが、ファッションの深さでもあります。

和食器や洋食器のようなボタンから、

モダンなもの、レトロなもの、

時代背景や歴史をボタンという角度から見る。

なんでもファーストフードの時代に、

忘れるには余りにもったいない、

優雅で贅沢なアングルを銀座の老舗ボタン店で、

一度垣間見てください。

2010年9月20日月曜日

関東出張1カ月


仕事の都合で、今月は関東にずっと滞在しています。
最近環境が変ることがあり、
関東圏で仕事で訪ねる先のルートが随分変化しました。
多くの新しいご縁に恵まれ、新規のご注文を数多く預かる光栄に恵まれています。
生活リズムの変化が大きく、
なかなか体と頭がついて行っていないのが現状です。
ちょっとフリーズ気味です。
今日は、久しぶりに少しゆっくりできます。
夕方からの1件のアポイントのみ。
今日はなんとしても、頭と体をリラックスさせる日にしたいと思っています。
最近は、私のパワースポットである「海」にも行けず、
PCで波の音を部屋に響かせている程度です。
海が恋しい~。
自分の生活リズムと社会のリズムが余りに違う為、
外出が多いと、ついリズムを崩してしまいます。
自分のリズムが崩れると、仕事にも影響してきてしまいます。
わがままは言っていられませんが、
ご期待下さるお客様の為にも、
大好きな仕事にちゃんと集中できる環境を工夫して参りたいと思っています。

2010年9月8日水曜日

勉強を続ける意味。


「どんな上等な服を持っていても、それを使いこなすことができなければ作業服と同じになってしまう。」

これは、高級な道具は使い方が合っていれば、
自分を助け、敵を倒す為の強い武器になるが、
使い方を一歩間違えれば、
自分が傷つく両刃の刃となるということでもあります。

確かにファッションは難しいです。
日本ではファッションというものを教えてくれる人が本当にいません。

ヨーロッパでは、生地の種類によって、
その生地にふさわしい場所というものがあります。
たとえば、「光沢の強い生地ほど夜のシーンにふさわしい」という
暗黙のルールがあります。
よって、昼の時間に光沢ある生地をどうしても着たければ、
ネクタイやシャツ、靴などを光沢感の無い物を選んで合わせることで
調和をとるテクニックが有るわけです。

仕立て屋という仕事は、少なからず、
今まで培った技術と知識でお客様のこれからを演出するという仕事です。

仕立て技術のさらなる向上の他にも、
世界的に通用するコーディネイト学、
生地やアイテムの組み合わせが持つ性質など、
まだまだ勉強することが沢山あります。

お客様の素敵な未来をささやかに支える、
責任ある仕事が出来るように、
さらなる勉強を続けていきたいと思っています。

皆さまの身近な一流でありたい。
その思いはこの仕事を志して13年目。ますます強くなります。

2010年8月27日金曜日

生地の仕入れの季節




まだまだ暑さで苦しい時期ですが、
仕立て屋は秋冬に向けての生地を集めるという時期に入ります。
世界中から新作の見本が入荷し、生地屋とのやりとりが続きます。
今年の私の注目は、カシミアジャケット。特に軽い生地を中心に集めています。
今日はイタリアのロロ・ピアーナから生地見本が入荷しました。粒揃いの生地達です。
早速カシミアを数着分仕入れました。スーツ生地では、Super 170'sなども少し仕入れます。
まだまだ暑い日が続きそうですが、やっぱりファッションの秋冬は楽しみですね。

2010年8月26日木曜日

気分転換と生活リズム



気分転換はどんな方法でやっていらっしゃいますか?
気分転換とは、体と脳のリズムを変えて、
体内の波長を整えることだと思います。
昨今の日本(特に都心部)は、あまりに生活リズムが速すぎて、
私たちの脳が悲鳴を上げて、
それが体調にさまざまな悪影響を及ぼしている気がしてなりません。
私は仕事柄、針と糸を持つ機会があります。
それがなかなか良い気分転換になるのです。
インターネットでイタリアのラジオを聞きながら
簡単な縫物をしていると、
体と脳のリズムが、針を進めるリズムになり
通常の生活リズムより、かなりスローダウンするのです。
リズムがスローダウンした時はとても気持ちがいいんです。
リズムの心地よさは、人によって個人差があるようですが、
私の心地よいリズムは、かなりゆっくりです。
なかなか思うようにならない世の中ですが、
自分のリズムになるべく合った生活スタイルを手に入れることって
重要なことだろうと思っています。

2010年8月17日火曜日

新しいドラマを創る為に。。。



「仕立て屋という仕事とどのように向き合っていくか。」

そのことについて、ど素人の23歳から13年間

暗中を模索してきました。



父が仕立て屋でなく、運送会社のサラリーマンだったことから、

すべて自分の足で師を訪ねながら、見よう見真似の日々でやってきました。

現在も、日本やイタリアの先輩方からの教えを乞いながら

さらなる高度な技術を手に入れる為に研究し、

自分が育ててきたアンテナに響く理論を蓄積する日々であります。



歩めば歩むほど、

歴史深き伝統と格式に足を捕られ、

そしてどこまでも難易度の高い技術の壁に、

途方に暮れる業界です。



しかし、確かに言えることは

人に幸せを与えられる仕事であるということ。

そして技術と経験は、必ず積み重ねられるということ。

それが私を支え、ロマンを持たせ、

未来に希望と期待を抱かせるのです。



これから、秋冬シーズンに向けての準備が

本格的に始まります。

新しいドラマを創る為に、

準備することは少なくありません。

2010年8月11日水曜日

楽しむということ。。。




私は「夢」や「趣味」というようなものは、

なかなかすぐには手に入らないものだと思っています。

「何かを深く楽しむ」ということは、

意外に難しいことだと思うのです。


それは、私の仕事を通じても体験しています。

私は仕立て屋という仕事が好きです。

しかしそれが好きだと思うようになったのは、いつの日からでしょうか。

最初の数年間は服の形になるまで大変でしたし、

理想の形にするどころか、

知識がない為に、何が理想の形なのかを描くことすらできないのです。

生活を担保する為に、突貫で習った、

うる覚えのイージーオーダー術では服作りの楽しみなどという境地には程遠いわけです。


尻に火が付きながら型紙の勉強を習いに行って、

世界中の一流職人に会いに行き、

それを真似て、研究して、繰り返して。。。

そんなことを12年続けてきました。


「楽しい」と思うようになったのは、

今から3年ぐらい前からでしょうか。

9年もかかりました。


そして服作りの楽しさの質は、さらに年々変化していきます。

今年も昨年とは違った楽しみを感じています。

一つクリアしたらまた一つ課題が見え、

それをクリアすることで次の扉が見えてきます。


なんだか座禅のようでもあります。

壁に向かって座しているように感じます。
人の人生は不思議な魅力に満ちています。

2010年残された後半。

ドラマチックな服作りをしたいと

私の胸はワクワクしています。

2010年8月9日月曜日

居残り残業と秋冬に向けての準備



8月はバカンスと心に決めて、

毎年夏の海を楽しみにしているが、

今年だけはそうもいかない。


深夜まであばれ倒す、

気楽な夏休み中の娘と息子が寝静まり、

涼しいとは決していえない深夜、

私の仕事は始る。

一つずつ繊細で、ミス出来ない仕事が続く。


職人や工房はどんどん盆休みに入っていく。

今年は私一人、居残り残業のような気分だ。


私の仕事柄、

そろそろ今年の秋冬が始まる。

今年の秋冬は、いろいろ挑戦したいことがある。

まずはナポリ流の登竜門である肩パッド無しの

アンコン系ジャケットの作成に

実践で慣れて行くことだ。

実際作りながらでないと、この仕事はどうしようもない。

作っては感じ、発見し、問題が発生し、それを解決しながら

習得していく。頭で立体と平面を想像しながら、

実際の生地へと反映させていく。


美しい物が出来れば職人としては

充実感を感じる。

さあ、来い!!秋冬!!

と言えるように準備していきたい。

2010年8月7日土曜日

登りがいのある山




パターンオーダーの研究を

ここ3年間でかなり進めて、

全体の空気感は、以前のそれとは違い、

かなり上質なラインが実現した。

現在のところは、まあまあ私自身納得している。


といっても、やはりハンドメイドとは、

愕然の違いがあり、

やれることも限られる。


全て完璧とは何事もいかないものだが、

職人としては常に完璧を目指したいと思うもの心情だ。


私はお客様への納品時、

だいたい仕上がったスーツをご着用頂き、

前後左右の写真を撮らせて頂いている。


それを自宅のアトリエでPCで拡大したり縮小したり、

コントラストを絞って、肉眼では見えにくい皺を浮きだしたりして、

見直している。

次回はこうやって作ろう。

次はこうしてやる!!

とぶつぶつ言いながら、

メモに書き留めてスクラップしていくのだ。


こやって、一着目よりも2着目、

2着目よりも3着目と、

着実に完成度が増していくのだ。


この作業をめんどくさいと思ったことも以前はあったが、

今は、お客様の期待度が相当上がって来ていること、

そして、なによりもこの仕事のおもしろさがだんだんわかってきたことで、

めんどくさいという感情が消え、

やらなくてはいけないこと。

という意識に変化した。


この仕事を初めて12年。

まだまだ道半ばだが、

登りがいのある山だと感じている。

2010年8月6日金曜日

いよいよ開ける究極の扉。




この秋から、いよいよ仕立て屋として

いつかは開かなくてはいけない扉に手をかける決意を固めた。
何を隠そう、それは「ナポリ流」というチョモランマ。

味、艶、技術、その全てにおいて熟練しつくされた極致。


この山を一度登りだすと死ぬまで続く登山の日々が始まる。

もちろん休み休み登る。

なぜなら、決して頂上には辿り着かない山だから。


そして、私だけの独創的な登り方で登る。

これだけの山を登るのに、

定番のルートなどない。

天才と呼ばれた先人たちの残り香を負いながら、

遭難覚悟で登るのだ。

誰にも登り方に文句は言わせない。


第二の皮膚と言われる羽のような服。

世界中のエレガンテの極致。

仕立て屋として憧れを抱く最後の究極の扉である。


肩パッドを使わず、

芯地も必要最低限。

生地一枚体に羽織っただけの、

一切の重量を感じない服。

ハンドメイドの極致。

それがナポリ流。

これをマスターするには、

死ぬほど高い技術を要する。


一着出来上がるのに何年もかかる場合もあるらしい。

何度も仮縫いを重ねて作り、

ジャケット一枚70万円という値段もぜんぜん珍しくない。


私の手がける作品がかぐわしい伝統的な香りが湧きたつまで、

私の寿命が続いているか保障できないが、

僅かな可能性に向かって、

新しい扉を開く決意がきまった。


それはある方からご紹介頂いた、

たった一人の出会いから始まった物語。

決してミラノ流を捨てるわけではなく、

そしてイギリス流を否定するわけでもない。

私がナポリ流に向かうのは、

仕立て屋としての故里を作るため。

帰る場所を創る為なのかもしれない。

ナポリ流には、私が仕立て屋として生きた痕跡を残せる手段があるのだ。

2010年8月3日火曜日

議員会館でのお仕事3件!!


午前中に銀座で大切なアポイントを一件終えた後、

すぐに議員会館へ!!


今日は、議員会館で3件の事案。

一件は、某政策秘書さんのスーツ最終フィッティング。

(素敵な出来上がりでした。)

一件は、私の元ボスのホームページ内容の精査。

最後の一件は、新しくなった美しい議員会館を

美大生の作品で飾る、「国会ギャラリー」という企画の推進。


どれも、順調に終了し午後6時頃会館を後にしました。

眺めのすばらしい新議員会館でのお仕事は、

以前の会館と違って環境最高です!!


議員会館見学したい方は、気軽にご連絡下さい!!

(当店のお客様に限らせて頂きます。)
今日は会館で、素敵な出会いもありました。
お一人は、先日当店のお客様からご紹介頂いた文部科学省のお役人様。
偶然にも私の仕事している議員室に、
私の元ボスとの打ち合わせの為に来られたこと。
ほんと偶然って凄い!!
そして、お二人目は日テレの某男前アナウンサー様。
お写真を御一緒に写させて頂きましたが、
残念ながら公開はできません。
TVで拝見するより男前でした!!