「仕立て屋という仕事とどのように向き合っていくか。」
そのことについて、ど素人の23歳から13年間
暗中を模索してきました。
父が仕立て屋でなく、運送会社のサラリーマンだったことから、
すべて自分の足で師を訪ねながら、見よう見真似の日々でやってきました。
現在も、日本やイタリアの先輩方からの教えを乞いながら
さらなる高度な技術を手に入れる為に研究し、
自分が育ててきたアンテナに響く理論を蓄積する日々であります。
歩めば歩むほど、
歴史深き伝統と格式に足を捕られ、
そしてどこまでも難易度の高い技術の壁に、
途方に暮れる業界です。
しかし、確かに言えることは
人に幸せを与えられる仕事であるということ。
そして技術と経験は、必ず積み重ねられるということ。
それが私を支え、ロマンを持たせ、
未来に希望と期待を抱かせるのです。
これから、秋冬シーズンに向けての準備が
本格的に始まります。
新しいドラマを創る為に、
準備することは少なくありません。