パターンオーダーの研究を
ここ3年間でかなり進めて、
全体の空気感は、以前のそれとは違い、
かなり上質なラインが実現した。
現在のところは、まあまあ私自身納得している。
といっても、やはりハンドメイドとは、
愕然の違いがあり、
やれることも限られる。
全て完璧とは何事もいかないものだが、
職人としては常に完璧を目指したいと思うもの心情だ。
私はお客様への納品時、
だいたい仕上がったスーツをご着用頂き、
前後左右の写真を撮らせて頂いている。
それを自宅のアトリエでPCで拡大したり縮小したり、
コントラストを絞って、肉眼では見えにくい皺を浮きだしたりして、
見直している。
次回はこうやって作ろう。
次はこうしてやる!!
とぶつぶつ言いながら、
メモに書き留めてスクラップしていくのだ。
こやって、一着目よりも2着目、
2着目よりも3着目と、
着実に完成度が増していくのだ。
この作業をめんどくさいと思ったことも以前はあったが、
今は、お客様の期待度が相当上がって来ていること、
そして、なによりもこの仕事のおもしろさがだんだんわかってきたことで、
めんどくさいという感情が消え、
やらなくてはいけないこと。
という意識に変化した。
この仕事を初めて12年。
まだまだ道半ばだが、
登りがいのある山だと感じている。