2012年1月31日火曜日

イタリアから帰国して。


3週間のイタリア滞在を終えて思う事。
体力、精神的に結構大変だった今回のイタリアの旅。

イタリア人は「ノン チェ プロブレンマ」(問題ない)というが、むしろ問題しか無い国。
相変わらず電車は遅れ、新しく入ったミラノの鉄道切符自動販売機は、(ぺっ)と、吐き出すようにおつりの紙幣を出す。ネットが繋がるホテルを予約したのに、部屋に入ると繋がらない。昼は3時頃まで店が閉まり、ずっと店員はお昼ご飯。食べ物は基本重たく、コカコーラはぬるい。常にイタリア人の「大丈夫」という言葉を疑いながらの日々。
そんな不自由極まりない国から、世界一清潔で安心で安全で誠実で、上品な国民を有する国へと帰った。日本って本当に、いいところまで来ている国なんだと思う。

日本が足りない所は、お洒落ではないところ。いろんな意味でセンスがないところ。自分たちの持っているすばらしい所を知らないこと。重箱の隅をつつくばかりで、わざわざ自分たちで自分たちの肩を凝らしているところ。この国は、国民全体的にM気質が有るのかもしれない。意味のあることと、無い事を精査して、皆で前向きになれたら、これほど強い国は無い。でも、今の日本人にはそれができない。

イタリア人はそれができる。
あんなにいいかげんな国民なのに、
もしかしたら、人生を生きる速度、力の入れ加減、入れる場所の一番「良い加減」を知っている国民なのかもしれない。彼らの作る、あっという間に故障する赤いスーパーカーが、世界中の男を魅了するのも事実だ。恐ろしい程に未完成な国が世界中を虜にする。

ん〜あの国に長く滞在すると、日本を愛するようになれるのも確かだが、
あの国がない人生はやっぱり考えられない。