2011年10月26日水曜日

バイオリンから学ぶ機会



バイオリニストのプライベートプロダクションという仕事を少し始めた。

プロダクションといっても、
まだそんなにたいした仕事ではない。
小さく小さくご縁を繋いで行く仕事だ。

小さなイベントやパーティーを繰り返しながら、
今、お会いすべき、ご縁を探って行く。

ということもあって、仕事中、仕事後、寝る前、
彼のバイオリンの音をYouTubeで繰り返し聞く日々が続いている。

思う事がある。
どんな仕事でも繋がる所があるなと。
そんな風に感じる。

一度彼の音に耳が慣れてしまったら、
他のバイオリニストの音に違和感を感じ出す。
いい意味でも悪い意味でもなく、
とにかくそうなるものだ。

もうすこし聞いて行くと、
自分の耳に心地よいテンポ、心地よい表現、
心地よい香りのような物があることに気づく。

力強さ、優しさ、繊細さ、情熱、優美さ、可憐さ
に続き、安っぽさやゴージャスさ、など音を表現する言葉は
言い出したらきりがない。

この感覚は、料理やワインとも似ているし
車のエンジン音やステアリングフィールにも似ている。
最後に、私の仕事とも似ているのだ。

生地と芯地と裁断と補正、デザインと縫製。
バイオリンの音を繰り返し繰り聞いて、
その音に魅了されていくと、
だんだん自分の仕事もバイオリンに繋がる総合芸術であることに気づいて行く。

私は、バイオリニストとしばらく共に歩む機会に恵まれた。

彼の出す音色から
また一つ深い人生のヒントを得たいと
今期待している。