2011年10月31日月曜日

久しぶりの帰宅


久しぶりに関西に戻った、久しぶりの家族との対面。
やっぱり家はいい。
でも、あと一週間ぐらいで再び関東へ発つ。
子供達と貴重な時間をしっかりと過ごしたい。

もし、時間とお金が手に入り、
自由を獲得したら貴方は何をしますか?

私は今と変わらない生活を続ける気がする。
これは、今が充実している。ということなのだろうか?
それとも、想像力の欠如?
私の限界?

仕事に追い回される日々が続くと
視野が狭くなり、想像力に広がりがなくなる。
走るだけ走ったあとは、
時々スローダウンし、
クールダウンしなくてはならない。

しばらく私は走りざる得ない状態だし、
走る意味がある状態が続く。

目処がついたら、スローダウンし、
クールダウンしたいと思う。
日本の生活では、ちゃんと時々軌道修正しなくては
訳のわからない方向に船首が向いていることがある。

現代の日本の対流は、
美学や哲学が無いので怖い。。。

2011年10月26日水曜日

バイオリンから学ぶ機会



バイオリニストのプライベートプロダクションという仕事を少し始めた。

プロダクションといっても、
まだそんなにたいした仕事ではない。
小さく小さくご縁を繋いで行く仕事だ。

小さなイベントやパーティーを繰り返しながら、
今、お会いすべき、ご縁を探って行く。

ということもあって、仕事中、仕事後、寝る前、
彼のバイオリンの音をYouTubeで繰り返し聞く日々が続いている。

思う事がある。
どんな仕事でも繋がる所があるなと。
そんな風に感じる。

一度彼の音に耳が慣れてしまったら、
他のバイオリニストの音に違和感を感じ出す。
いい意味でも悪い意味でもなく、
とにかくそうなるものだ。

もうすこし聞いて行くと、
自分の耳に心地よいテンポ、心地よい表現、
心地よい香りのような物があることに気づく。

力強さ、優しさ、繊細さ、情熱、優美さ、可憐さ
に続き、安っぽさやゴージャスさ、など音を表現する言葉は
言い出したらきりがない。

この感覚は、料理やワインとも似ているし
車のエンジン音やステアリングフィールにも似ている。
最後に、私の仕事とも似ているのだ。

生地と芯地と裁断と補正、デザインと縫製。
バイオリンの音を繰り返し繰り聞いて、
その音に魅了されていくと、
だんだん自分の仕事もバイオリンに繋がる総合芸術であることに気づいて行く。

私は、バイオリニストとしばらく共に歩む機会に恵まれた。

彼の出す音色から
また一つ深い人生のヒントを得たいと
今期待している。

2011年10月24日月曜日

「感謝と仕事、原価と敬意」


今年も、この銀座という舞台を中心に仕立て業をさせて頂きました。
当店にご注文賜りましたお客様には心から感謝申し上げます。

本年も11月を目の前にむかえ、
年内にご納品できるハンドメイドはすでに終了。
今後の、新規受注はマシンメイドのみ年内可能となります。
そのマシンメイドも11月上旬までの受注で終了でございます。

現在お預かりしておりますスーツやコート、タキシードやモーニング、
オーダーシャツやジャケットなど、
無数の注文を横目に、どれだけ仕事をしても一向に減る様子がありません。

年々お客様へお届けしたい仕上げレベルが、
私の中で大きくなるばかりで、
理想と現実の狭間で戦う毎日です。

仕立て屋の仕事というものは、
お仕立て申し上げた服を、お客様がご着用頂いている時間に
一定の責任を持つということだと、
そして、その熾烈な戦いと苦労と手間がある舞台裏を
お客様にお見せすることなく、
涼しい顔で、お客様にお届けすること。
(なかなか出来ることではありません。)

中でも、一流の仕事というものは、
世界中に無数にある仕立て屋の中から
当店をお選び頂いたことへの感謝を
仕事でお返しする。
その仕事への敬意を、原価にプラスして、
お客様がお支払いする。
だから、一流の仕立て屋の仕事に利益という考え方はない。
あるのは、「感謝と仕事、原価と敬意」だけだと。
利益があるとすれば、それは帳簿上にある、ただの数字を指すのみ。
「私の尊敬する一流仕立て職人の言葉です。」

この仕事の歴史は深く、
技術やセンスもさることながら、
その哲学の深さにも圧倒されます。
そんな階段を一段一段登るのも、
この仕事の醍醐味であり喜びでもあります。

今年も残り少なくなって参りましたが、
また次の一段を目指して、
目の前の仕事に真剣に向き合いたいと思っています。

2011年10月21日金曜日

出会いの奇跡





人生は人との出会いがすべてである
私はそうおもっている


私は一人のバイオリニストと出会った
この出会いで きっと私は 新しい人生を手に入れるだろう
そう確信してる


バイオリンの音は幾度と無く耳にして来た
しかし目の前で生で聞く機会なんてなかなか無かった
イタリアを歩いていると街角で弾いているのを時々見かけるくらいだった


しかし今回は違う
これからは違う


これからは確実に目の前で 
バイオリンを聞くチャンスに私は恵まれるのだ
その演奏者が私の友人なのだから


すでに私の人生は変わり始めている
たった一人との出会いが
こうも私の人生をウキウキさせ
未来を期待させるものだろうか
出会いの奇跡は私を興奮させている


音楽のすばらしさ
バイオリンの魅力に
今 私の心が確実に衝撃を受けている