2011年4月11日月曜日

なかなか寝られない夜


昨日は、選挙でございました。
皆様はいかがでしたでしょうか?
投票に行かれた方、行かれなかった方、
いろんな理由や思いで一日を過ごされたのではないでしょうか。

私も親友が県議会議員であり、
そして彼の後援会長という肩書きを担っており、
仕事が終わった後、開票結果を選挙事務所で待機していました。
おかげさまで3議席ある内の3番目で当選となり、
再び胸に兵庫県議会のバッチをつけることになりました。

日本中で、議員に対する不振がますます募る昨今、
当選した議員は、なによりも優先して
国民との信頼関係を再建することが重要です。
行政と民間との間に信頼関係が崩れると、
国家が崩壊します。

私たちにとって、国家という枠がいかに重要であるかについては、
この度の震災を通じて私たちは肌で実感致しました。

国家があるから、救助が来ますし。
国家があるから、支援金が来ます。
国家があるから、小さくとも希望の光が見えるのです。
その為に、私たちは納税し、
国家の為に働いてくれる議員や公務員を雇っているのです。

議員や公務員、私たちの税金で飯を食う職種は、
それぞれの政治センス、行政センスを持って、
納税者に対し、仕事で返していかねばなりません。

議員は、1票という重さとどう向き合うのか、
それが問われる仕事です。
私は彼の親友ではありますが、
親友であるからという理由だけで、
後援会長をやることはできません。
彼が議員という仕事を選んだ以上、
厳しい目で、彼を見なくてはいけないと思っています。
それが議員と有権者の正しい向き合い方だと思うからです。

議員は4年に一度選挙に通おりさえすれば、
法さえ犯さなければ、
平均的民間所得よりも遥かに高い給料を約束されるわけです。
公務員は、国家や地方行政が破綻しない限り、
確実に給料はアップしていくわけです。

私たち民間の為に働いてくれる特別な仕事だから、
そういう仕組みになっているわけです。

国会議員はビジョンを持ってほしいと思います。
最低でも持つ努力をしてほしいと思います。
そしてそのビジョンを私たち有権者に分かりやすく提示するべきです。

県議会議員や市議会議員は、
首長の行政をチェックする役割ですから、
ちゃんとチェック機能を果たさなくてはいけません。
と共に、首長がこのような政策を打ち出し、
その政策に対し、私はこう思うということを、
優先者にアピールする義務があると思います。
とにかく地方行政も国政も、アピールが足りません。

民間は忙しいのです、
行政の流れをいちいちチェックする時間を持ちません。
だから、私たちがもっと見やすいところまで、
情報を発信する努力が必要です。

患者に分からない言語で医者が話すべきではありません。
生徒にわからない言語で先生が教壇に立つべきではありません。
商品説明もなく、ただ行政の仕組みだからという理由だけで、
有権者の目の届かないところで静かに仕事をするべきではありません。
とくに、現在のように有権者との信頼関係に傷がついている時は。

今の時代に必要なことは、
民間も行政も、その仕事が本来持つ、精神性や価値を理解し、
いわば、当たり前のことを当たり前にやる社会の気運を高めることだと
私は思います。

企業が利益のみを重視し、企業理念から脱線する。
議員が保身に走り、国益を後回しにする。
そんな気運が私たちの国家をいやしいものに変貌させていくのです。

今日も、私は仕立て屋として
1着のスーツと、3着のシャツ、
そして1着のジャケットのご予約を賜りました。
私が仕立て屋として、どれだけの価値があるか?
それは今日承った仕事と、どう向き合うかにかかっています。

私の親友も、これからの4年間、
胸に県議の青いバッチをつける訳ですが、
有権者が彼に入れた13000という票と、
どう向き合って行くかにかかっているのだと思います。