2016年6月19日日曜日

光を求める


「私たちは人工物に疲れている」
単純にそう思う

「最先端のイノベーションで、かつてないソリューションを!!」

多くの企業がこんな課題に向けて日々努力している

現代社会の高度に上昇していく機能性や利便性は
労働者をいつでも取り替え可能な部品へと導き
生活者をモルモットのようなライフスタイルに
誘導していく

東京駅を行き交う恐ろしい数の人々
その目にすでに光はなく
ただ流されることを受け入れ
部品としての生き方に
だんだん違和感もなくなり
多数に埋没することが
正しい生き方だと自己暗示にかけるように。。。

いつまでこんな歩みを続けるのだろうか?

巨大な企業のオーナーや経営者の方々の服を担当し
最近はTVや雑誌などでも私の作ったスーツを見ることも増えてきた

私はどんなスーツをこれから作っていくのか?
「作るべきスーツ」というアングルは20年やってきた
これからは作りたいスーツを作っていきたい!!✨✨

今、日本の社会に必要なのは
いい意味で歩みを緩めること
速度を変えて見える景色を変えること
少し目をつぶって
今まで耳に入って来なかった音に
耳をすますこと
ランチをゆっくり味わうこと
深呼吸をすること
少し遠出をしてリズムをかえること
山や海に体を委ねること

地球の自然のリズムに調和して行きながら
あらためてありのままの人間社会と
少しでも違和感のない接点を模索することだと思う

誰もがスケジュールに追われる日々
しかし明日や明後日ではなく
2時間先でもなく
「今」と自然に向き合うことができたとき
私たちの生活は光を取り戻すのだと思う