2011年6月27日月曜日

パリとの出会い。

今回の海外出張で一つキーワードを上げるとすると、
私がフランスに立寄り、この目で初めてのパリを見るということ。
1度や2度で、その国その街の空気を知ることなど、到底不可能であることは
私が10年イタリアと通う中で、十分知っているつもりだ。

それと同時に、ファーストインスピレーションの重要性にも
私は決して小さくはない意味を感じてる。

青空のパリ駅。
ロンドンからドーバー海峡を超えるユーロスターで
私がホームに降り立ったのは、
午後3時30分頃。

ユーロスターでロンドンからたった3時間弱の場所にあるパリが、
思いのほか、ロンドンよりもずっとずっとイタリアに近い匂いがした。
これがパリか。
時間が経つ程に聞こえてくるフランス語と、
ロンドンとミラノを足して2で割ったような街並みに、
私が慣れ親しんだイタリアに少し近づいた
安心感のようなものを感じた。

街の景観、人種、食文化、ファッション、
言葉、匂い、交通インフラ、生活制度、
初めて降り立つ国は、多くのアンテナを立てざるを得ない。

私の知るイタリアやロンドンと比較しながら、
まずは、体全体でその街を受け入れようと
体中をスポンジに変えるような感覚で
横隔膜を広げた。

ある意味私が想像していた通りの部分もあり、
ある意味私の想像を裏切られた部分もあった。

まず、想像していた通りなのは、街の景観だった。
思ったとおりの美しさ。世界中の人々が一度はパリを目指す意味が分かった。

そしていい意味で期待を裏切られたのは、
もっとパリは、気取ったイメージがあると思った。
意外にもそうでは無かった。
それは言語にも現れていた。

イタリア語や英語に比べると、
言語はたしかにはるかに上品だ。

「ボジュー」「スィビルプレー」

なんて聞くと、おお!!パリに来たな〜!!
と思わざる得ない。

しかし、日本でのNHKフランス語講座で聞く
勉強上の語学の印象とずいぶんちがって、
生のフランス語は、英語よりも遥かにイタリア語に近い
私にとっては心地よいものだった。

早速、フランスの観光案内書、最後の方のページにある
日常使うフランス語を読み、
片言のフランス語を覚えては実際に使ってみた。

切符を買ったり、道を聞いたりと。
意外に通じることに喜びを感じた。

もちろん相手が何を言っているかは、
ゼスチャーや、なんとなくの空気を読むしか無いが、
それはイタリアでも同じ事。
そんなに敬遠する国ではなかったし、
敬遠する言語でも無かった。

私の専門である、ファッション。
そして私の趣味であるグルメについては、
後日記述することとして、
今日はこの辺で筆を置きたい。

それではまた。

チャオチャオ!!(最後はやっぱりイタリア語)