娘が学校から持ち帰った風邪のウイルスを娘の漢字テスト98点のプリントと一緒に頂いてしまった。
親子そろって寝込んでいる。
お陰さまで家内が薬局から買ってきた薬が、
今回の風邪に合っていたようで急速に楽になりつつある。
さて、イタリア出張報告の続きであるが、
ここ数年繰り返している1週間出張と比べて、
今回は3週間と滞在期間が長かった。
1週間と3週間の違いはかなり大きい。
1週間では感じられない空気を3週間だからこそ感じることが沢山ある。
言語もそうだ。まだまだ初心者程度のイタリア語しか使えない私だが、
3週間も滞在すると、それなりに慣れてくる。
イタリア人達の生活リズムや
イタリア各地の街が持つリズムに
自分のテンポがシンクロしてくるのもやっぱり1週間半を過ぎてから。
今回の長期海外出張の価値は、
日本の情報から3週間も離れるということに大きな鍵があったように思う。
一種の現実逃避的な解放感ももちろんあるが、
それ以上に重要だと感じたことがあった。
それは、私が充実した私生活と仕事を営むのに
日本で半強制的に入る多くの情報が不必要であると知ったことだ。
時々インターネットにありつけるので、
イタリアでも必要な日本の情報を知りえる環境にはある。
しかし、今日を充実させることに向き合うしかないイタリアでは、
多くの情報を必要としないのだ。
この体験を通じて、
日本で日毎懸命に収集する情報に対する労力を見直し、
もっと意味のある、
もっと価値のある時間の使い方を模索しようという思いに至った。
このことは、私のこれからにとって、
とても重要な意味を持つだろう。
そんな直感がしている。
現に私自身、出発前よりずっと肩の力が抜けている。
これが家内が買ってきてくれた風邪薬のせいでないことを
今密かに祈っている。